ラグ・カーペットの選び方から、お手入れ方法までご紹介!ラグ特集

ラグは、色柄豊富で、気軽に取り入れやすい上、お部屋のインテリアの印象を変えてくれます。
とはいえ、サイズ・デザイン・素材・機能と、種類が多く、 どれを選べばよいのか迷いますね。
ここでは、失敗せずにラグを選ぶためのポイントをご紹介します!さらに買った後に役立つポイントも掲載しています♪
ぜひ参考にしながら、ご自宅にぴったりなラグを選んでください。
目次
1.ラグ・カーペットを敷くメリット
ラグを敷くか迷っている方もいらっしゃると思います。ラグには日々の生活を快適にする嬉しいポイントがたくさんあるんです♪
ホコリ、ハウスダストを吸着

室内では歩くたびにハウスダストなどのホコリが部屋に舞い上がります。
ラグを敷くことでホコリやハウスダストを吸い寄せて拡散を防ぐ効果があります。
冷暖房効率UP

ラグの繊維と繊維の間にはたっぷり空気を蓄えています。
冬場は冷たい空気を遮断し、夏場はエアコンの冷たい空気を逃がさない性質があります。
床や家具の傷つき防止

家具の下にラグを敷くことで床への傷つきを防止することができます。
特に椅子の出し入れがあるダイニングは、ダイニングラグを敷いていただくことでお掃除なども含め安心です。
音の吸収

ラグを敷くことで、お子様などの歩行音や椅子を引いたりする音などを低減することができます。
マンションなど集合住宅にお住まいの方に特におすすめです。
空間を区切る効果

ラグは簡単に空間を区分けできるアイテムです。
リビングとダイニングで違うラグを使うだけでフロアゾーニングの効果により自然な区切りとなります。
2.ラグ・カーペットの代表的な機能紹介
3.ラグ・カーペットを選ぶポイント
素材
一言に「ラグ」と言っても、素材や毛足が違い、それぞれ特徴があります。好みや用途に合わせて選びましょう。
ナイロン

・耐久性に優れており、シルクのような上品な光沢がある
・ふんわり優しいタッチで肌触りが良い
・発色がよく、色あせしにくい
ポリエステル

・安価で実用性が高い
・ナイロンに次いで強度があり耐久性がある
・洗える商品が多い
ポリプロピレン

・遊び毛が出にくく、摩擦に強い
・非常に軽く水に浮く繊維
・水を吸いにくい
アクリル

・耐光性に優れており、シルクのような上品な光沢がある
・ふんわり優しいタッチで肌触りが良い
・発色がよく、色あせがしにくい
ウール

・湿度のコントロールで1年中快適に使用
・天然素材
・遊び毛が気になるので、お掃除が必要
・水溶性の汚れが染みにくく、静電気が発生しづらい
毛足の種類
カットタイプ

ふわっと柔らかい肌触りが魅力ですが、ループタイプより耐久性に劣ります。
物を上に置かない場所や歩行量の少ない寝室などに向いています。
ループタイプ

さらっとした肌触りで、弾力性が高く復元性にも優れています。
廊下や階段、人の多いリビングなどに向いています。
カット&ループタイプ

両方の特性を活かした表情のあるパイルです。繊細な柄や表情を生み出すことができます。
インテリア性の高いカーペットも多く、お部屋の模様替えなどにも向いています。
サイズ
ラグは、大きすぎても小さすぎても使い勝手が悪くなってしまいます。部屋の広さや、他の家具とのバランスなどトータル的に判断しながら、お部屋にピッタリ合う、使い勝手の良いラグのサイズを探していきましょう。

4.5畳
(255×255cm)
4.5畳のお部屋(約255×255cm)には、約80×170cmのラグがおすすめ

6畳
(255×340cm)
6畳のお部屋(約255×340cm)には、約130×190cmのラグがおすすめ

8畳
(340×340cm)
8畳のお部屋(約340×340cm)には、約140×200cmのラグがおすすめ

10畳
(340×425cm)
10畳のお部屋(約340×425cm)には、約200×200cm、約200×250cmのラグがおすすめ
場所
living room

家族が集まる居間には、心休まるくつろぎ空間を。
ソファと合わせる場合は、ソファ幅よりもひと周り大きなサイズを選ぶとバランスが良くなります。
フロアスタイルなのか、ソファスタイルなのかによって、タッチ感やテクスチャーをお選びください。
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dining room

ダイニングチェアの音や床のキズを防止します。
遊び毛が少なく汚れにくい丈夫な素材で、あまり凹凸がないタイプがおすすめです。
家具のサイズに合ったものをお選びください。
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bed room

ラグを敷くことで、足元の冷えをやわらげ、吸音性に優れているので、部屋を静かにする効果があります。
ホコリを舞い上げにくくするラグは寝室にぴったり。
安眠を考えたリラックスできる色柄をお選びください。
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kids room

子どもがはしゃいでも大丈夫な防音の役割や、床のキズや汚れを防止する役割があります。
また健康を考えて、遊び毛の出にくい素材選びも重要です。
デザイン
クラシック・エレガンス・ヴィンテージ

伝統や格式、高級感が感じられ、時代を超えて愛されているデザインです。
上品さを重視しつつも、周囲から目を引く派手さや華麗さを感じるテイストです。
目立つカラーやデザインながら派手になり過ぎない加減ができるところがポイント。
シンプル・モダン

シンプルながらも大人なシャープさを感じられる人気のテイストです。インテリアに合わせやすく、様々なコーディネートをお楽しみいただけます。
エスニック

鮮やかな色合いでお部屋のアクセントになります。個性的ながらもどこかあたたかみを感じられます。
4.生活スタイルに合わせたラグ・カーペットを選ぼう
季節に合わせたラグ・カーペットを選んで快適&節電!
夏のおすすめ!

接触冷感ラグ・竹ラグ・い草ラグ・綿混ラグ
暑い夏は汗によるベタつきを感じにくく、
さらっと気持ちいいラグがおすすめです。
また、接触冷感ラグとエアコンを合わせて使用することで
ひんやり快適に過ごせること間違いなし♪
冬のおすすめ!

あったかボリュームラグ
寒い冬場は、保温効果のあるあったかラグがおすすめです。
さらに、底冷えを防ぐために、
普段ラグ・カーペットを敷いていないという方にもおすすめです。
1年中快適おすすめラグも!
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カーテン・じゅうたん王国では季節にぴったりなラグ・カーペットをご用意しています!
ぜひチェックしてみてくださいね♪
ラグは必要?生活スタイルに合わせたラグ・カーペットを選ぼう
ひとり暮らしにも

寒さ対策や、床の傷防止に
お部屋のアクセントになるのはもちろんのこと、足元の冷え対策や防音性も期待できます。
また、ラグを敷くことで床の汚れや傷防止にも繋がります。
賃貸の方に限らずラグを敷くことをおすすめします。
小さすぎると座ったり寝転んだりしたときに中途半端。大きすぎるとお部屋に圧迫感が生まれたり、
家具や扉の開け閉めをするときに邪魔になってしまうことがあります。
お部屋のサイズに合ったラグを選びましょう。
小さなお子様がいるお家にも

寒さ対策や、床の汚れ防止、アレルギーウイルス対策にも
冷え対策や床の汚れ・傷防止に繋がるだけでなく、
転倒した際のクッション代わりとしても一役買います。
お家で洗えるラグを選ぶと、いつでも清潔に保つことができ、快適です。
アレルギーが気になる方には、ハウスダストや花粉対策機能があるラグがおすすめです。
5.ラグ・カーペットの寿命・買い替えの時期
ラグの寿命の目安は、短いもので2~3年、長いもので5~10年といわれています。
ただ、使用頻度や種類・使用している環境によっても寿命は変化するため一概には言えません。
同じ種類のラグであっても、ある一定の季節しか使わない場合と、1年中頻繁に座ったり寝転んでいる場合では当然寿命は変わってきます。
痛んできたラグ・カーペットをそのまま使い続けると見栄えが悪くなるばかりか、機能までも損なう可能性があります。
ラグの寿命のサインを見極め、適切なタイミングで交換し、快適で素敵な空間を維持しましょう♪
毛足がへたっている

ラグは、毛足の長さに関係なく、経年劣化によって毛並みがへたります。
「毛足の触り心地が悪い」「座ったときにいつもより硬さが感じられる」など、毛足がへたってきていると感じたら買い替えを検討しても良いタイミングです。
色あせ、変色が目立つ

ラグは経年や紫外線によって色褪せ・変色が発生します。
また、人の肌に直接触れるものなので皮脂や汗で汚れてきてしまいます。
購入した頃の様な鮮やかさが失われ、全体的に色が薄くなったり、パッチワークのように不均一な色褪せが生じたりしたら、買い替えを検討しましょう。
汚れが気になる

汚れやほつれが気になる場合も寿命が近いサイン。
黒ずみや黄ばみ気になる場合や、洗濯や水拭きをしても汚れが落ちない場合は、買い替えを検討しましょう。
また、ダニやカビなどのアレルゲンが繁殖しやすい状態になっている可能性があり、健康を守るためにも近いうちに新しいラグへの交換を推奨します。
破れている

長年の使用や物理的なダメージにより、ラグに破れが生じることがあります。
破れたラグは見た目の美しさを損ねるだけでなく、織物タイプのラグだと破れた個所からほどけてしまうこともあるので、新しいラグの購入をおすすめします。
6.ラグ・カーペットのお手入れ方法
シミになる前にツマミ拭きを
食物やインキなど、シミの素がこぼれたときは、素早くお手入れを。まず、乾いた布でツマミ拭き、つぎに水か中性洗剤入りのぬるま湯でもう一度ツマミ拭き。横拭きは汚れが広がるので、厳禁です。
お掃除は掃除機で
美観・衛生の維持のため、電気掃除機による日常の清掃をお勧めします。
中性洗剤が最適
メンテナンスの際、使用する洗剤は中性洗剤をご使用ください。それ以外の洗剤を使用すると、パイルが変褐色することがあります。
雑巾がけも効果的
電気掃除機による清掃に加えて、雑巾がけも効果的です。洗剤が残らないように注意してください。
日よけのおすすめ
直接日光が当たる場所でのご使用の場合は、パイルが変褐色したりラテックスが劣化して、パイルが抜けたりすることがあります。カーテン・ブラインドなどで日よけしてください。
薬剤は直接ふりかけないで
虫剤・殺虫剤・消毒剤などを直接カーペットに散布すると、パイルが変褐色することがありますので、直接散布はお控えください。
汚れたら即ふき取り
汚れた際は汚れが広がらないよう即座に拭き取ってください。時間の経過と共に除去しにくくなります。なお、汚れによっては取れないものもありますので注意が必要です。
汚れのひどい時や部分的な汚れには…
経験のあるクリーニング店に任せるのが最良です。
部分的な汚れには、市販されているクリーナーでも十分ですが、色落ちしない事を確かめてからお使いになる方が良いでしょう。
汚れは、周囲から中心に向かって取っていくとムラになりにくいようです。又、化学洗剤は必ず薄めて使ってください。汚れを取った後は、必ず毛並みをそろえて、よく乾かしてください。
汚れ落としは、時間を置かずにスグ処置する事が一番です。落とし方については下記の表記を参考にしてください。
●油脂・糖分
住居用洗剤(マイペット等)を少量たらしたお湯で雑巾を絞り、強く拭きます。あとは、きれいな布で拭き取りこれを繰り返します。
●インク・墨
まず、吸取紙によく吸い取らせます。 そのあとで牛乳を少したらし、ブラシでよく叩いてから、お湯で絞った雑巾で拭き取ります。
●酒類
汚れた部分に塩をのせ、ブラシで叩いたあとから、水をふくませたスポンジできれいに拭きます。
●チョコレート
ホウ砂粉末をまき、20分ほど冷水に浸した布で拭き取ります。これが乾いたら電気掃除機で吸い取ります。
●ガム
まるめながらつまみとり、シンナーで拭き取ります。取れない時は、ドライアイスで冷やし、固まったものを粉にして取り除きます。
●卵
冷水を布につけて軽くこすり取ります。
●牛乳
ぬるま湯に浸した布で軽くこすります。牛乳に熱湯は禁物ですから注意してください。
●ペンキ
ついた直後であれば、テレビン油をつけた布で柔らかくこすれば取れます。乾いてしまったものは、専門家に任せた方が無難です。
●泥
よく乾かしてから、電気掃除機で吸い取ります。あとは、ぬるま湯で拭き取ります。
●靴ずみ
歯ブラシにベンジンをつけ、汚れたところを叩くようにして取ります。
●ふん(犬、猫など)
漂白剤入りのクレンザーを盛り上げ、べとべとしたものを吸い取らせてください。乾いてから掃除椴の 隙間ノズルで吸引してください。 漂白剤は殺菌作用があり臭気も消えます。
●タバコの焦げ
オキシフルをつけた歯ブラシでブラッシングすると、焦げた部分が目立たなくなります。
※ただし、長時間たってしまった汚れの原因のわからないものは、大手クリーニング店など専門家にご相談ください。